スキンケア豆知識

『スキンケア化粧品』まとめ!化粧品検定まであと6日!勉強備忘録

スキンケア化粧品の構成成分

スキンケア化粧品のおもな構成成分は、
訴求性分(コラーゲン、セラミドなどの化粧品の効能、効果を発揮する原料)、
基本成分(化粧品の骨格をつくる成分)、
品質保持(安全性や品質を保つための酸化防止剤防腐剤)を目的とした成分です。

基本成分は、皮脂の代わりとなる油性成分、汗や細胞に含まれる、NMF(天然保湿因子)の代わりとなる保湿剤などの水溶性成分を基本に構成。その3つを混ぜ合わせる界面活性剤も重要です。

クレンジング、洗顔

肌の表面で汗、皮脂、古い角質、メイクアップ化粧品を汚れた状態で放置すると、雑菌の繁殖や酸化により過酸化脂質がつくられます。
クレンジングで汚れを油になじませて乳化させてから落とします。
クレンジング剤や汚れが肌に残っている場合は、洗顔料の界面活性剤で落とします。

クレンジング

クレンジングは油性成分で汚れを落とします。メイクした顔に油性成分(液状)を塗ると、メイク汚れは「浮く」ため、あとは拭き取れば終わりです。
クレンジングに界面活性剤が入っているのは、浮いた汚れを水と混ぜて流せるようにするためです。
油性成分に界面活性剤を加えて水で流せるようにしたり、さらに水を加えてクリーム状にするなど、形状や使用感、洗浄力を調整できます。

クリーム、ペースト、乳液状(油性成分と水溶性成分が半分ずつくらい)
オイル状、油系ジェル状(水溶性成分は少ない)
液状、水系ジェル状(油性成分を含まない)

オイル状(クレンジングオイル)

クレンジング力:強
主成分の油性成分に界面活性剤を溶解しており、洗い流し時に乳化させます。

クリーム、ペースト状(クレンジングクリーム)

クレンジング力:普通
O/Wが主流で、肌になじませるとW/Oに変わる(転相)ものも多いです。

乳液状(クレンジングミルク)

クレンジング力:弱
クリームより水溶性成分が多い。

(水系)ジェル状(クレンジングジェル)

クレンジング力:弱
油性成分が少ないので、界面活性剤を多く配合。
オイルフリー表示があるものはオイルフリーの水系ジェル状のクレンジングジェル。
オイルフリー表示がないもので、成分表示の一番上が、水が界面活性剤の場合はオイルインの水系ジェル状のクレンジングジェル。

(油系)ジェル状(クレンジングジェル)

クレンジング力:普通 → クレンジング力:強
肌になじませるとW/O型に変わる(転相)ものも多い。
オイルフリー表示がないもので、成分表示の一番上が「油性成分」の場合は油系ジェル状のクレンジングジェル。

液状、不織布含浸タイプ(クレンジングローション、クレンジングシート)

クレンジング力:弱 → +摩擦力:中
非イオン性界面活性剤、アルコール、保湿剤の配合が多いです。
物理的な拭き取り効果がプラスされると洗浄力が高くなりますが、摩擦による肌ダメージ注意が必要です。

クレンジングで汚れを落とすと、皮脂膜も洗い流され、肌のうるおいを保つうえで重要なNMF(天然保湿因子)も流れ出てしまうことも。

洗顔

朝の洗顔は、ほこりや汗など水性の汚れを中心にオフ
夜の洗顔は、ほこりや汗に加え、アカである古い角質や余分な油分、汚れ、肌に残ったクレンジング料、メイクをオフ

石けん系の洗顔
訴求成分、脂肪酸、アルカリ、界面活性剤、油性成分、水溶性成分

アミノ酸系の洗顔
訴求性分、アミノ酸系界面活性剤、界面活性剤、油性成分、水溶性成分

石けん VS 洗顔フォーム
石けんは界面活性剤の一種で、洗浄力の強いものが多く、洗顔後、肌の上に石けんカスが残りつっぱることがあります。
クリーム、ペースト状の洗顔フォームにはさまざまな界面活性剤が使えるので、弱酸性などのやさしい界面活性剤もあれば、石けん系などの洗浄力の強いものがつかわれることがあります。

クリーム、ペースト状(洗顔フォーム)
洗浄力:弱~強
使用感、泡立ちに優れます。アルカリ性~弱酸性です。

固形(石けん、透明石けん)
洗浄力:中~強
使用後つっぱり感がでやすいです。
透明石けんは機械練りの石けんよりも使用後しっとり感がでやすいです。

液状、粘性液状(クレンジングジェル)
洗浄力:弱~強
アルカリ性~弱酸性。一般的にアルカリ性ベースは洗浄力が強く、弱酸性のほうが洗浄力が弱いです。

泡(エアゾール、ポンプフォーマー)
洗浄力:弱~中
容器から出てくるとき期待と混ざり泡となって出てきます。

粒状、粉末(洗顔パウダー)
洗浄力:中~強
水に溶かすと徐々に活性が下がってしまうパパインなど酵素の配合が可能です。

石けん

石けんの種類

石けんはヤシ油やパーム油などの油脂や脂肪酸に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどのアルカリ性物質を反応させてできた界面活性剤の一種です。

枠練りは透明、半透明で、保湿力は高く、洗浄力は低いです。グリセリン、砂糖(スクロース)などの透明な保湿成分が多く入っているため石けん自体が柔らかく、肌に負担の少ないマイルドな洗浄力となります。
機械練りは不透明で、保湿力は低く、洗浄力は高いです。グリセリンや砂糖(スクロース)などの保湿成分が少なく、石けん成分が多いため洗浄力は強めです。

 

<div class=”simple-box1″><p>皮膚はpH4~6.5前後の弱酸性で、pH値がアルカリ性に傾くと過敏になって最近炎症やアルカリ炎症を起こしやすくなるといわれています。
多少のアルカリ性であれば、体内から分泌される皮脂や汗によって中和され、自然に弱酸性に戻すことができます(中和能)。
例えば石けん洗顔のあと、皮膚のpHは8前後になりますが、正常な皮膚の中和能なら30分もたたないうちに元の状態に戻せます。化粧水のほとんどが弱酸性なのは、常に皮膚の表面を弱酸性に保持するためです。</p></div>

石けんの製造方法

中和法

あらかじめ油脂を脂肪酸とグリセリンに分解し、得られた脂肪酸だけをアルカリと反応させる方法です。脂肪酸の種類を選べるので、刺激のある低級脂肪酸を抜くなど、特徴が出しやすくなります。

けん化法

伝統的な石けん製造方法です。釜に入れた油脂とアルカリを撹拌しながら過熱します。

石けんの製造方法

機械練り法

石けん素地をチップ状またはペレット状に裁断し乾燥させます。香料色素を加えます。急速冷却、急速乾燥を行います。十分に乾燥できるため水の含有率が少なく、変形しにくいです。

枠練り法

石けん素地に香料、色素を加え、枠に流し込み長時間かけて冷やし固め、自然乾燥させます。水分が多いためしっとりした新井午後地ですが、保存していると水分が失われて石けんが変形することがあります。

スキンケアアイテム

化粧水や乳液、クリームなどでうるおいを補い、モイスチャーバランスを整えることが重要です。

化粧水

水分を与え、うるおいのある肌にします。
手で付けると手のぬくもりで浸透効果を高めることも可能です。
コットンで付けると、均一に伸ばしやすいですが、使用量が手に比べると多くなります。摩擦が起こらないようヒタヒタに液をしみこませます。

(柔軟)化粧水

一般的な化粧水はこのタイプが多いです。保湿成分が角層に水分を与えて皮膚を柔軟にし、みずみずしくなめらかでうるおいのある肌を保ちます。

収れん化粧水

脂性肌の方やTゾーン部分使いに。収れん作用(毛穴の引き締め)、皮脂分泌抑制作用をもつもの。アルコールが多く、皮脂分泌を抑制し化粧崩れを防ぎます。

ふきとり化粧水

クレンジング後、肌に残った油分のふき取りや、軽いメイクを落とすものとして、また余分な角層をとるために使用します。そのため界面活性剤も配合しており、保湿剤、エタノールを多く含みます。

乳液

化粧水とクリームの中間で、肌に水分と油分をバランスよく与えられます。日中用は紫外線カット剤が配合されている場合があります。

クリーム

油分を中心に与え、うるおいをキープします。乳液より油性成分が多く、保湿効果の持続が期待できます。化粧水などの水分の蒸発を防ぐ効果があります。クリームに高機能なものがあるのは、安定的な乳化やゲル化により、効率的に訴求性分を配合しやすいベース型だからと言われています。

ジェル

水性ジェルは水分を多量に含んでいます。夏季や脂性肌用の製品に多いです。

美容液

訴求性分を多く配合し、効果効能の高い化粧品をさします。
乳液状、クリーム状、ジェル状もあります。

スペシャルケア

ブースター(導入美容液、導入化粧水)

化粧水の前に使うものです。肌を整えたりやわらかくする働きのある成分が配合されているので、その語のスキンケアの訴求部分の浸透を高めるからです。

パック(マスク)

シートパックとピールオフパックがあります。
シートパックは保湿は各肌悩みに対応した、化粧水などを浸透させたものです。(毎日行っても大丈夫)
ピールオフパックは汚れや不要な角質を取り除くことや保湿効果もあり、乾燥させてはがすものです。(週に1回以下)

マッサージ用化粧品

肌をマッサージするときに使用するアイテムです。油性成分の配合が高いため手のすべりがよくなり、肌への摩擦を防ぎながら肌を傷めることなくマッサージできます。

ゴマージュ・スクラブ

粒子の力で物理的に肌表面の古い角質をはがします。2週間に1回、1か月に1回のようなペースでデリケートな部分以外に使用します。ターンオーバーの遅くなった肌にとっては新陳代謝が促進されて有効です。

ピーリング化粧品
AHA(フルーツ酸)やサリチル酸などの酸を使用したピーリング化粧品は、古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常に整える働きがあります。
強い酸なので刺激が出やすいです。

男性肌の特徴

構造上の違い

男性の皮膚は女性に比べ約0.5mm厚い(女性は約2mm)といわれていますが、脂肪層は女性のほうが多いです。
水分量も男性のほうが少ないため、女性はみずみずしくやわらかで弾力性があるのに対し、男性はきめがあらくなっています。

皮脂分泌量の違い

男性の皮膚は男性ホルモンの影響で、思春期の頃から皮脂の分泌が盛んになり、女性の約2~3倍の皮脂量を分泌します。
女性は加齢とともに皮脂の分泌量が低下しますが、男性はあまり減少しません。
男性はシェービングを行うため、肌表面の角質や皮脂膜まで必要以上にそいでしまうため、肌荒れの原因になることがあります。

男性化粧品の種類

男性は皮脂量が多く、さっぱりした使用感が好まれるため、成分的には油分量の少ない処方になっています。

シェービングソープ

石けんよりも洗浄力が低く、持続性のある泡質です。ヒゲをやわらかくさせ、ヒゲそりによる肌あれを防止します。

シェービングクリーム

40~50%の石けんを含みます。水で濡らしたはだに塗り、ブラシで泡立てて使用します。石けん水でヒゲを膨潤、やわらかくさせ、そりやすくします。(エアゾールタイプのほうが石けん量が少ない。)

プレシェービングローション

電気カミソリの普及に伴い増えた、化粧水タイプのもの。すべりをよくするタイプと、肌を引き締めてヒゲを立たせることでそりやすくしているタイプがあります。

アフターシェービングローション

剃刀負けや肌荒れを防止します。アルコールで清涼感や殺菌効果を出しているタイプ、メントールやカンフルで清涼感や消炎作用を出しているタイプ、粉末を配合することで皮脂分泌を抑制するタイプなどがあります。

エタノール:アルコール。蒸発したときに熱を奪うので肌がスーッとする。
メントール:ハッカ油の中に含まれる成分。皮膚で霊感を感じる部分を刺激。
カンフル:クスノキの原木からとれる精油成分。冷感を刺激し、血行を改善。軽い興奮を促し、かゆみや痛みを感じにくくします。