スキンケア豆知識

『化粧品の原料』まとめ!化粧品検定まであと6日!勉強備忘録

一週間後の11月24日(日)は化粧品検定1級の試験です。
問題集は一通り終わり、参考書も一通り目を通しました。
今日からは、参考書の復習を兼ねて、サイトに重要な内容をまとめます。
2級問題集、参考書は一切手を付けていないのですが、1級の内容をしっかり把握して、余裕があったら2級問題集から手をつけようと思います。

では、参考書の第一章、化粧品の原料についてのまとめです。
ここでの内容は、化粧品の成分表一覧の基本的な成分(有効成分は除く)の名前や意味が分かって、とても面白かったです。

化粧品の原料

化粧品の原料には、水に溶ける「水溶性成分」と、油に溶ける「油性成分」があります。

水溶性成分

「水溶性成分」は化粧品の骨格になります。
保湿効果、肌引き締め効果、成分を溶かす「溶剤」としての効果、防腐効果などがあります。
液状のものと粉状のものがあります。

液状の水溶性成分

肌なじみをよくしたり、感触を調整するためにも用いられます。

主な成分

肌を引き締める効果、溶剤
エタノール

保湿、防腐効果、溶剤
BG(ブチレングリコール)
ペンチレングリコール

保湿、溶剤
DPG(ジプロピレングリコール)

保湿、感触調整(高機能)
グリセリン

粉状の水溶性成分

乳化を安定させたり、感触調整、使用性向上という目的で、高分子化合物を入れることがあります。

主な成分

保湿、感触調整
ベタイン
PCA-Na(NMF成分)

保湿、吸湿
ヒアルロン酸Na

増粘(安定化、感触調整)
カルボマー
カラギーナン

油性成分

角層の水分が蒸発するのを防ぎ、うるおいを保つために配合される。
乳化させて、クリームや乳液、美容液として使う。
柔軟効果の役割も。

液状の油性成分

角層の水分量を保つもの、汚れとのなじみをよくし、メイク落としに使うもの、肌の滑りをよくするもの

主な成分

合成
トリエチルヘキサノイン、ジメチコン(シリコーンオイルの一種)、エチルヘキサン酸セチル

鉱物
ミネラルオイル

天然
スクワラン
ホホバ油

半固形の油性成分

乳液ではオイルとペーストを混ぜることで浸透性があり、うるおい感があるような使用感を作ることができる

主な成分

合成
ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ラウロイルグルタミン酸サンジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

鉱物
ワセリン

天然
シア脂(シア果実由来)、カカオ脂(カカオ種子由来)、水添植物油(水添ヒマシ油、水添パーム核油、水添ホホバ油など)

固形の油性成分

クリームではワックスの配合を多くすることにより、保護膜を作る

主な成分

合成
ポリエチレン
合成ワックス

鉱物
パラフィン(石油由来)、マイクロクリスタリンワックス(石油由来)

天然
ミツロウ(ミツバチの巣由来)、キャンデリラロウ(植物(キャンデリラ草の茎)由来)

界面活性剤

界面活性剤は、ひとつの分子内に油になじみやすい部分(親油基または疎水基)と水になじみやすい部分(親水基または疎油基)の両方をもちます。
この性質を利用して、洗浄、乳化(油と水が細かい粒子になって分散すること)、可溶化(水に溶けにくい物質が溶けるようになること)、浸透、分散(微粒子の状態で存在するようになること)などの働きがあります。

界面活性剤の働きによって、水の中に油が分散した状態(O/W型、Oil in Water、例えば牛乳)や、油の中に水が分散した状態(W/O型、Water in Oil、例えばバター)
にすることができる。
手の甲に塗って水で洗い流したとき流れれば、外側に水分があるW/O型、流れなければW/O型です。

イオン型界面活性剤

陰イオン(アニオン)

水に溶けると親水基の部分が陰イオンになるもの
石鹸、シャンプー、洗顔料

洗浄、可溶化、乳化助剤

名前の最後に「~石けん」「~硫酸ナトリウム」「~塩」とつくもの

陽イオン(カチオン)

水に溶けると親水基の部分が陽イオンになるもの
柔軟、帯電防止、殺菌
リンス、コンディショナー、トリートメント、制汗剤
名前の最後に「~クロリド」「~アンモニウム」とつくもの

両性イオン(アンホ型)

水に溶けるとpHにより陽イオンや陰イオンになるもの
洗浄、乳化助剤
高級シャンプー、ベビー用、リンス

名前の最後に「~ベタイン」とつくもの

非イオン型界面活性剤

ノニオン

水に溶けたときイオン化しない親水基をもっているもの。ほかの界面活性剤と組み合わせやすい。
化粧水、乳液、クリームを中心に、多くの化粧品に使われる
乳化、可溶化
名前の最後に「~グリセリル」「水添ヒマシ油」とつくもの

増粘剤

増粘剤は、液体へのとろみづけ、使いやすさ(液垂れを防ぐ)や使用感の向上、乳化された水と油の分離を抑制する乳化安定など様々な役割があり、ポリマー(高分子)が使用されます。ポリマーは、小さい分子が鎖のようにつながって大きな分子を作っています。分子量が万単位、場合によっては百万単位のような大きな分子もあり、様々な種類や機能があります。

増粘、ゲル化

商品の粘度を調整し見た目や使用感、使いやすさを良くします。
カルボマーキサンタンガムヒドロキシエチルセルロース
乳液、美容液、ジェル、ボディソープ。

保湿

適度な水分を保持して皮膚に潤いを与えます。
ヒアルロン酸Naコラーゲン

スキンケア製品

感触向上

洗髪中や乾いた毛髪の感触を調整、洗浄後の肌にしっとり感を与えます。
ポリクオタニウム-7ポリクオタニウム-10

シャンプー、ボディーソープ

皮膜形成

乾くと膜を作り、パック性の付与、スタイリング力を調整、メイクアップの色落ち防止などの性能や機能を高めます。
ポリビニルアルコール(PVA)(ビニルピロリドン/VA)コポリマー

パック剤、ヘアスタイリング剤、メイクアップ化粧品

感触調整

水に溶けない細かい球状の粉末ですべりをよくします。
ポリエチレン粉末、ナイロン粉末。

ファンデーション

pH調整剤

化粧品のpH(ペーハー)を調整する成分。pHとはある物質の酸性からアルカリ性までの度合いを示す数値のことで、0~14までの数値で表します。
pH調整剤は皮膚への負担を減らすように化粧品を皮膚と同じ弱酸性にしたり、訴求部分を働きやすい状態にしたり、pHを適切な状態で保つために使用されています。
酸性に傾ける成分として、クエン酸、リン酸、乳酸など、アルカリ性に傾ける成分として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルギニンなどがあります。

キレート剤(金属封鎖材)

金属イオンによる化粧品の劣化を防ぐ成分です。
化粧品中に微量の金属イオン、ミネラルが存在すると、酸化で品質が劣化したり、化粧品中の成分と結びついて機能を低下させることがあります。
温泉で石けんの泡立ちが悪くなるのは、温泉水中のカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンが原因です。
キレート剤は、金属イオンと強く結合し、金属イオンの働きを封鎖するために使われています。
主な成分は、EDTA(エデト酸)クエン酸エチドロン酸

酸化防止剤

油性成分のなかに酸化されやすいものがあります。
酸化によりにおいが変化したり、皮膚刺激の原因になることもあります。
化粧品にとって必要な品質を維持するために、酸化防止剤の添加が必要になります。
トコフェロール(ビタミンE)は「身体の老化を予防するビタミン」として知られており、体内物質の酸化を防止する働きがあります。

防腐剤

化粧品には、アミノ酸、糖類、天然油脂などカビや微生物のエサとなる成分も使われています。
微生物が混入して繁殖すると、化粧品が変質し、肌トラブルの原因となります。
パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)フェノキシエタノール安息香酸塩ヒノキチオールエチルヘキシルグリセリンなどがあります。

着色剤

メイク化粧品に使われている原料で、主に顔料と呼ばれています。
肌色をきれいに見せたり、着色して魅力を増します。
ツヤや輝きを出したり、テカリを抑えたり肌の質感を変えたりするためにも使われています。

無機顔料

体質顔料
タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、シリカ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム

久住小春ちゃんの「バラライカ」のサビにのせて覚えました

着色顔料
酸化鉄(ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄)、群青

白色顔料
酸化チタン、酸化亜鉛

パール顔料
魚鱗箔(パール剤)、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化チタン被覆マイカ

有機合成色素(=タール色素)

染料
黄色5号、赤色213号、赤色223号

有機顔料
赤色228号、赤色226号、青色404号

天然色素

β-カロチン、クチナシ青、ベニバナ赤(カルサミン)、クロロフィル、クルクミン

着色剤は顔料と染料にわかれます。
顔料は水や油には溶けず、皮膚に吸収されません。染料は水や油に溶け、鮮やかに発色し、角層に染着する色素もあります。