スキンケア豆知識

防腐剤「パラベン」「フェノキシエタノール」所説あるけど、結論!

結論は、「パラベン」「フェノキシエタノール」が、全成分の中で最後の方に書かれているものを選ぶことが正解です。

防腐剤はなぜ入れるの?

防腐剤とは、殺菌力の強く、消毒液よりも強い殺菌力があります。

これがなかったら、化粧品は腐ります。

有効成分が入っているものほど、菌が繁殖しやすくなります。

なので、防腐剤フリーだと、有効成分が少なかったり、「パラベン」が入っていないだけだったりします。

コスメ業界は、パラベンは「悪」という印象を与えようとしていますが、それを信じてしまうのは危険です。

「パラベン」は「フェノキシエタノール」と並んで、最も安全な防腐剤だからです。

防腐剤の濃度

スキンケアを選ぶときに、防腐剤の濃度が高いものには注意が必要です。

100g 中の最大配合量(g)が厚生労働省によって定められています。

厚生労働省

安息香酸は100g 中の最大配合量(g)は0.2g以下です。

パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)は1g,フェノキシエタノールは1gです。

防腐剤は「肌の常在菌を殺す」と言われることがあります。

防腐剤の種類

パラベン

防腐剤で有名なものは、「パラベン」かと思います。

これは旧表示指定成分で、肌によくないという認識が植え付けられ、「パラベンフリー」という文言をよく見かけます。

フェノキシエタノール

「パラベン」の代わりに使われているのが「フェノキシエタノール」です。

フェノキシエタノールの毒性は低いです。

これは旧表示指定成分ではないということで安全なイメージをこれまた植え付けられていますが、これらはほとんど同じです。

「パラベン」と「フェノキシエタノール」では、経口摂取した場合はパラベンの方が圧倒的に安全性が高いようです。

そのためパラベンは、食品にも使われているわけです。

また肌に対する低刺激性でも、パラベンのほうが優れているようです。

オルトフェニルフェノール〈OPP〉

安息香酸

使用期限が書いてあれば防腐剤はいらない?

ほとんどの化粧品に、使用期限は記載されていません。ですが化粧品にも使用期限があります。

化粧品の使用期限は未開封で3年、開封後は3~6ヶ月で使い切りましょう。

化粧品は製品を見て「いつのもの」とはわからないので、使い始めるのは購入してから2年半まで、開けてからは半年以内に使い切るのが使用の目安です。

一般的に、化粧品は未開封の場合、製造してから3年は製品が分離や変質しないようにつくられていて、その品質をメーカーが保証しています。また、製品には使用期限のかわりに「ロット番号」という数字が記され、メーカーは製造日や製造状況などが判別できるようになっています。
化粧品は水や油、界面活性剤、美容成分などでできています。そして、これらが劣化や変質、分離しないよう、防腐剤や安定剤が配合されています。

化粧品の品質を一定期間保つために、防腐剤は必要なのです。

防腐剤のうち、特にパラベンだけが悪者にされていて「パラベンフリー」だから安全と思っている人がいるようです。ですが、それは間違い。パラベンはかつての「表示指定成分(*1)」で定められていた防腐剤だったために、そんなイメージが浸透してしまったのかもしれません。しかし毒性が比較的低く、皮膚刺激や過敏症なども少ないといわれています。

「パラベンフリー」の場合、パラベン以外の防腐剤が配合されているケースがほとんどで、アルコール(エタノール)などが代わりに入っていることがあります。「パラベンフリー」=防腐剤無配合ではないことを知っておいてくださいね。

「パラベンフリー」だけでなく「防腐剤フリー」を謳った化粧品は、防腐効果のある成分が全く配合されていないものと思っている人がいるようですが、必ずしもそうとは限りません。防腐剤が入っていない場合は、量が少ない使い切りタイプか使用期限が短くなるものです。表示をよく確認して、使い方や使用期限表示を参考に選んでください。

防腐剤の正しい見分け方

安すぎるオールインワンだと、安全性が配慮されていないものがありえるので、3000円以上のものを選ぶことをおすすめします。

成分をみるのが面倒という方は、値段の安いスキンケアを購入しないことをおすすめします。

値段が安いということは、どこかでコストを下げる必要があります。

有効成分を減らしたり、品質の低い「防腐剤」を配合したりすることが考えられます。

防腐剤を配合しないと化粧品は腐ってしまいます。

かずのすけさんが著書でこのように書かれています。

「防腐剤フリー」や「ノンパラベン」にこだわってもいいことはない。安全性が低い防腐剤や刺激の強い成分で代用しているケースも!(中略)実は嫌われがちの「パラベン」は、データ上では最も安全性が高い成分の一つであり、逆にそのほかの名前があまり知られていない成分のほうが安全性は低く、肌に負担になる懸念があります。


どんな敏感肌でも美肌になれる!オフスキンケア かずのすけ/著

産後はホルモンバランスの急激な変化によって、肌は敏感で弱くなっています。

パラベンは赤ちゃんの肌につくとかぶれることがあるらしい。などという言葉を信じてパラベンフリーというだけで選ばないことが大切です。